【感謝】
3.11東日本大震災、あの日より10年。
大地震その後の津波、福島第一原子力発電所事故と、
災害がたて続けに福島県を襲いました。
今もなお35,000人以上の県民が避難生活を強いられております。
当時は、水や食べ物、ガソリンや電気も切れる中、
見えない放射線との戦いも始まり、
沢山の方々が住み慣れた土地を離れ、
避難生活を余儀なくされ、
日々生きることに必死で、
10年後の未来を想像することはできませんでした。
「もう10年」「まだ10年」
この間おかれてきた状況により、
発災からの時の刻み方、
感じかたは人それぞれ違うと思います。
しかし、それぞれの歩幅は違えども、
暗中模索を繰り返しながら、
一歩一歩進んでまいりました。
ふくしま再生の道はこれからも続きます。
廃炉まで30年、穏やかな日々を取り戻せるよう、
次の10年に向けて、私も微力ではありますが、
地域の声を大切に、それぞれの想いを少しでも県政に反映できるよう、
今後も皆さまと共に力強く頑張ってまいります。
結びに、犠牲になられた方々の御霊の安らかならんことを、お祈りいたします。